年末のお忙しい中をご参加いただきありがとうございます。
本日は稲森康利先生の略歴をご用意させていただきました。これを見ますと、改めて先生が大変なご努力と勇気をもって、新しい世界を切り開かれてきたお姿が浮かんでまいります。30代の活発で華やかな演奏活動で培われたものを、40代からは惜しげもなく著作に注ぎ込み、教育へと道を切り開いてこられました。50代なかばからはアメリカに本部を置くIAJE国際ジャズ教育者協会の日本支部会長という重責を6年間つとめられました。
イナモリ・メソッド研究会は1990年に稲森先生の公開講座を開くために設立しました。この25年の間に東京のほかに、各地の先生方のご尽力で奈良、福岡、富士宮、大阪、神戸、名古屋でも開催してまいりました。
イナモリ・メソッド研究会を設立した1990年の時点で先生の著書は50冊に及びました。40歳から執筆をはじめられ、日音、シンコーミュージックなどから7年間で13冊出されました。年平均1〜2冊ということになります。これだけでも相当すごいことですが、