82年に中央アートから「ポピュラーピアノスタディ」を出版され、中央アートとの30年以上にわたるお付き合いが始まったわけです。それから90年にいたる8年間は年平均4〜5冊書かれていたことになります。この頃は仕事場にはテレビを置かず、執筆に集中されていたとのことでした。そして2011年の「ジャズキッズ」に至るまで120冊の著書を残されました。
先生の著書は宝物のような情報でいっぱいです。研究会は今後もこれらをたくさんの人たちに使っていただけるよう努力していきたいと考え、今後は理事会を設置して運営してまいります。本日は理事の方々にもご参加いただくことができましたのでご紹介させていただきます。
まず稲森先生の甥御さんで音楽表現法の研究者、リュシーメソッド代表の稲森訓敏先生です。また本日はお出かけかないませんでしたが、イナモリ・メソッド九州支部の松宮敬先生。そして富士宮支部の赤池よし子先生には本日ご出席いただいています。それから中央アート出版社の吉開狭手臣社長。本日はご参加かないませんでしたが、代理として稲森先生の著作の編集担当、藤田哲也さんがご参加くださいました。
また本日は、稲森音楽教室の80年代前半の生徒さんから最近の生徒さんにいたるまでご参加いただきました。本日の最長老は金谷忠則さんです。ご参加ありがとうございます。
そして、先生の歌曲を長年歌われてきた榎本玲子さん、作詞を手掛けられた佐野万里子さんもご参加いただくことができました。
参加者名簿はこちらで把握している限りでとりあえず作成いたしました。修正すべき点がありましたらのちほど自己紹介をお願いしたいのでその時に訂正していただければと存じます。 それではどうぞごゆっくり先生の思い出を語り合っていただければと思います。
イナモリ・メソッド研究会東京本部室長 茂木千加子