稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』第13回
2014-08-20


稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』第13回  2014.8.10

今回は次の2章を学習しました。
●Um7−X7の変形
ここではUm7−X7がマイナーコードに進行するときには、Um7(♭5)−X7(♭9)とすることを学びました。これにより声部の進行がより滑らかになります。
●関係調への転調
ピヴォットコード(調号が同じ長調と短調に共通して存在するコード)を使ってマイナーから関係長調に転調する方法が示されました。半音下降するきれいなベースラインができます。
また、この応用として再びもとのマイナーキーにもどる方法も学びました。これは、例えばkey Amの場合を例にとると、Dm7をDm6に置き換え、さらにこのDm6を構成音が同じBm7(♭5)と考えるいった具合で少々ややこしいです。やはりきれいなベースラインが生じます。
次回はアレンジ編に入ります。(茂木)


[稲森康利ジャズ講座]

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